スタッフ日記 | やっぱり、医師不足なんですね

平成22年9月30日(木)

妊婦が救急病院に受け入れてもらえずなくなった事件により、改めて医師不足が問題になっていますが、「やはり」という調査結果が出ました。

昨日、厚生労働省が発表した「必要医師数実態調査」によると、全国の病院に勤務する医師数はトータルで約18000人も不足しているそうです。

この調査は必要医師数を現在医師数と比較した倍率で数値化して表したもの。地域別に見ると、最も恵まれている東京都でさえ1倍以下の科はなく、医師が足りている地域はゼロという結果が出たそうです。地域別にみると、最も医師が不足している岩手県では1.4倍、青森県では1.32倍となっています。

また全診療科中、医師不足が深刻なのは産科、リハビリ科、救急科、心療内科、神経内科などで、
1.2倍を超えています。中でも産科医不足については、他の科の医師では代理がきかないことから、深刻視されています。

確かに「産科」がない総合病院が多くなっていますよね。また個人の産院は相次いで廃院しています。産婦人科・産科の数はここ20年間減り続け、その数は20年前の4割減となっているそうです。

産科医は深夜を問わず呼び出される激務に加え、出産は「無事に終わってあたりまえ」、「何かあったら医師のせい」という重圧が精神的な負担にもなっているといいます。

知り合いの方は転勤で、ある地方都市に住んでいますが、産科のある病院がそばにないことから、2人目の出産を躊躇しているそうです。

産科医不足でますます少子化に拍車がかかるのではないか、何だか明るい材料がないですね。
(マザーズ北本)