法人設立お役立ち情報 | 完全失業率とは

総務省が8月28日発表した労働力調査(速報)によると、7月の完全失業率は前月6.0%より0.3ポイント悪化し5.7%となり、過去最悪となったとのこと。ちなみに昨年7月の完全失業者数に比べると、なんと103万人増の359万人だったそうです。
景気回復の波も見えてきたとする政府の見解とは異なり、失業率は依然として深刻な状況であることがうかがえます。
この完全失業率とはどのように算出するのかご説明しましょう。

完全失業率は、次の式で表されます。

完全失業率(%)=完全失業者÷労働力人口×100

完全失業者とは、①調査期間中に一度も仕事をしなかった、②仕事を探す活動をしている、③仕事があればすぐに就くことができる、という3つの条件を満たす人のことを言います。
また労働力人口とは15歳以上の就業者と完全失業者の合計を言います。

月末の1週間が算定期間となるため、この期間に1時間でもアルバイトをした人は完全失業者から除かれますし、資格取得を目指して学校に通っている人の中で、アルバイトもしていないし、求職活動もしていない人も完全失業者から除かれます。つまり潜在的な失業者はもっと多いわけです。

就職したくて求職活動をしている中で就職できない人が5.7%もいるという、この数字がいかに厳しいか、完全失業率の重さを感じずにはいられません。