法人設立お役立ち情報 | 2009年度の経常収支黒字、持ち直し

平成22年5月14日(金)

財務省が5月13日に発表した2009年度の国際収支(速報)によると、経常収支の黒字額は、2兆5342億円で、前年同月比でなんと65.1%増なのだそうです。なかでも貿易黒字は前年同月比で754.4%増というから驚きです。

まだまだ景気は悪いのに、この経常収支が黒字ってどういうこと?と思いませんか。経常収支は単純に考えると海外から入ってきたお金と海外へ出て行ったお金の差ということになります。つまり円高で輸出が不振だった状態から日本も脱却しつつあるということが分かります。例えばアメリカのプリウス問題でトヨタ車の不振が続いていますが、自動車業界全体としては、アジアで車の売れ行きが回復していますし、確かにどん底は抜けたのかなと思います。


しかし、経常収支が黒字でも財政赤字はどんどん膨らんでおり、国債などの「国の借金」は鳩山政権下でますます増大していく恐れがあり、国民としては複雑な思いですね。経常収支と財政収支は密接な関係があり、双方とも赤字の場合、「双子の赤字」などという言葉が使われますが、ギリシャのように「双子の赤字」が悪化しないようにと願いたいものです。